「Webライターにはどんなメリットやデメリットがあるの?」
「Webライターって結局どうなの?」
いざWebライターに挑戦しようとしても、なかなか踏み出せないことが多いのではないでしょうか?
本記事では、現役Webライターのこうきが自身の経験をもとに以下のテーマについて解説します。
- Webライターのメリット7選
- Webライターのデメリット5選
- デメリットをメリットに変える5つのマインドセット
この記事を読めば、Webライターにどんなメリットとデメリットがあるのかイメージを掴めます。
ぜひ最後までお読みください!
Webライターとは!仕事内容をかんたんに解説
Webライターとはその名の通り、Web記事を書く職業。
スマホで手軽に情報を調べられる今の時代、多くの人が悩みや困りごとの解決策をネットで検索します。

読者の悩みに寄り添った記事を執筆するのが、Webライターに求められるスキルです。
副業としてWebライターを始める場合、クラウドソーシングサイトで案件を受注するのが主流。他にも、自ら営業して記事を書いたり自分のブログを運営したりするケースもあります。
Webライターの仕事は、検索エンジンの知識やSNSでの集客を意識したマーケティングスキルが必要です。そのため、ライティング以外にもさまざまな能力を身に付けられる仕事と言えるでしょう。
Webライターのメリット7選
Webライターの仕事をしていて「やっていて良かったなぁ」と思えるポイントを7つ紹介します。
- 誰でもすぐに始められる
- 即金性が高い
- 努力次第で文字単価が上がる
- 良い記事を書けば数値で評価される
- ライティング以外の知識も身に付く
- 本業でも使えるスキルが身に付く
- アフィリエイトブログが不労所得になる
少しでもWebライターに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください!
1.誰でもすぐに始められる
誰でもすぐに始められる点が、Webライターのメリットです。年齢や性別は関係なく、パソコン一つあれば自宅で始められます。
他の副業では以下のような準備が必要。
- せどり・・・物品の購入費用
- 動画編集・・・ハイスペックなパソコンや動画編集ソフト
Webライターは、安めのパソコンでも始められるため初期費用が安いのが魅力です。
費用面でもスキル面でも、始めやすい副業と言えるでしょう。
2.即金性が高い
即金性が高いこともWebライターのメリット。



結果がすぐに報酬として反映されると、モチベーションを保ちやすいですよね。
文字単価0.5円程度の案件であれば、未経験でも受注可能。案件によっては数日で終わるものもあるので、始めてすぐに成果を得られます。
副業で稼ぐ実感を早く得たい方は、まずは短期で終わる案件をやってみるのも一つの手です。
3.努力次第で報酬が上がる
Webライターは、努力次第で報酬を上げられます。
未経験のうちは文字単価が低くても、実績を積んだり執筆速度を上げたりすれば高単価の案件を狙えるでしょう。
さらに、SEO(検索エンジン最適化)や特定のジャンルに関する専門知識などが身に付くと報酬アップを期待できます。
Googleのような検索エンジンにおいて、特定のウェブサイトを検索結果の上位に表示させるために構成や記述を工夫すること。
SEOの知識だけでなく、例えば学生時代の専門分野として科学系の知識に長けていれば、関係するジャンルの案件を有利に獲得できます。



実務に取り組みながらスキルアップし、高単価の案件を狙いましょう!
4.良い記事を書けば数値で評価される
書いた記事が数値として評価されるのもWebライターのメリット。
努力した成果が目に見える指標で評価されると、達成感を得られます。
具体的には、以下のような数値。
- 検索順位
- 記事の売上
- アクセス数
- リスト獲得数
SEOなどの知識を身に付けて記事の質を良くすれば、数値として結果に表れます。



成長を感じてモチベーションを高めながら、Webライターの仕事に励みましょう!
5.ライティング以外の知識も身に付く
ライティングの知識だけでなく、マーケティングの知識を身につけられるのも大きなメリットです。
マーケティングとは、Webサイトを通して商品やサービスを顧客と結びつける仕事。そこで重要となるのがDRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の知識です。
広告やWebサイトなどから発信された情報に反応する形で、返答(問い合わせなどの返事)があった相手に対して、直接的に商品やサービスを販売するマーケティング手法
引用:ダイレクトレスポンスマーケティングとは? | ブランディングアカデミー
一般的に以下の3つのプロセスで実施されます。
項目 | 概要 |
---|---|
集客 | 見込み客の連絡先をリスト化する。 |
教育 | 見込み客に対して継続的に情報を提供して信頼関係を築く。 |
販売 | 商品の価値を理解した見込み客に実際に販売する。 |



DRMでは、消費者の反応を引き出すための見出しや宣伝文での言葉の選び方がとても重要。
ライティングはDRMのすべての項目に関わるため、Webライターの仕事を深掘りするとマーケティング分野へのつながりが見えてきます。
6.本業でも使えるスキルが身に付く
Webライターの仕事では、本業でも使えるスキルを身に付けられます。
多くの人に読んでもらえる記事を書くためには、論理的思考力やわかりやすい文章を作成するための構成力が必要です。
本業で報告資料を作成したりプレゼンしたりする機会がある人も多いはず。
ライティング業務を通してわかりやすく伝える能力を磨き、副業だけでなく本業の成果もアップさせましょう!
7.アフィリエイトブログが不労所得になる
自分でアフィリエイトブログを立ち上げれば、不労所得につなげられることも。
企業の商品やサービスを紹介して、読者がその商品を購入すると報酬がもらえる仕組み。
WebライティングによってSEOやマーケティングの力を磨けば、ブログを運営できるスキルが身につくため自分で集客することも可能。
実際に以下のようなアフィリエイトをよく目にしますよね。
- 転職サイトやエージェントを紹介する記事
- 電化製品の比較サイト
多くの人に需要のあるアフィリエイトブログを運営すれば、各記事が不労所得を生み出す資産となります。
Webライターのデメリット5選
Webライターには多くのメリットがある一方、辛いと感じる側面も・・・ここからは、以下の5つのデメリットを紹介します。
- 稼げるようになるまで時間がかかる
- タスク管理が大変
- クライアントに振り回されることがある
- クライアントからの指摘が辛い
- 知らないテーマだと調査に時間がかかる
1.稼げるようになるまで時間がかかる
Webライターは未経験でも案件を獲得しやすいですが、低単価からのスタートです。
文字単価0.5円の案件で5時間かけて5000文字書いた場合、時給は500円。経験を積んで文字単価1.0円に上がっても時給は1000円。
高い時給を生み出すには、ライティングやマーケティングのスキルを磨いて自分の市場価値を上げたり、執筆速度を上げたりする必要があります。
思うように稼げない期間が続くと、精神的に辛いと感じてしまうでしょう。
2.タスク管理が大変
案件を同時並行してこなすと、タスク管理に苦労することも・・・
特にはじめのうちは、単価が低いためいくつもの案件に応募するでしょう。副業としてWebライターをやる場合、案件が重なると本業の合間を縫って複数の記事を執筆しなければいけません。
複数の案件を抱え込みすぎると、処理しきれなくなって自分の首を絞めるだけでなくクライアントに迷惑をかけてしまう可能性も。



Webライティングに追われて本業に手が回らなくなってしまっては本末転倒・・・
生活や本業に支障が出ないよう、受注する案件の数は調整しましょう。
3.クライアントに振り回されることがある
案件によってはクライアントに振り回されてしまうことも。クラウドソーシングサイトには悪質なクライアントが一定数います。
実際に以下のようなケースも・・・。
- 業務内容に記載のない仕事を追加される
- 何度も修正を依頼される
- テストライティングとして低すぎる報酬で記事を書かされる



僕もこの手の案件に引っ掛かり、3日で50円しか稼げなかった経験があります・・・
詳細な業務フローが記載されている案件だけに絞るなど、悪質な案件に引っかからないようにしましょう。
4.クライアントからの指摘が辛い
ライティングの仕事では、クライアントからの指摘が辛いと感じる場面も。
Webライターの仕事は未経験でも案件を獲得しやすい一方、ライティングスキルがあまり身に付いていない状態で業務を始める方が多いです。
初心者の場合、クライアントから多くの指摘や修正を受けて落ち込むこともあるでしょう。とはいえ、最初から上手く文章を書ける人はいません。



稼げるライターになるまでの通過点だと思ってがんばりましょう!
5.知らないテーマだと調査に時間がかかる
執筆する内容が知らないテーマだと調査に時間がかかります。
執筆する内容についてよく知らない状態では、読者にとって有益な文章は書けません。
記事のテーマについて調査する時間も業務の一環なので、その分の作業時間がかかり時給は低くなります。
こうしたやむを得ない作業工数がかかるのもデメリットの一つと言えるでしょう。
Webライターのデメリットをメリットに変える5つのマインドセット
デメリットがあっても心配無用!捉え方次第ではスキルアップのためのメリットに変えられます。
成長が速いWebライターのマインドセットを5つ紹介します。
- スキルを磨けば初心者と差別化できる
- タスク管理能力が身に付く
- クライアントへの対応力を鍛えられる
- クライアントからの指摘は伸びしろでしかない
- さまざまなジャンルの知識が身に付く
1.スキルを磨けば初心者と差別化できる
Webライターは、稼げるようになるまで時間がかかります。しかし裏を返せば、スキルを磨けば磨くほど初心者とのスキル面で差が生まれ稼ぎやすくなるのです。
誰でもかんたんに稼げてしまう仕事は希少性が低く、多くの収入は期待できません。
SEOなどの専門スキルを習得したり自分の得意なジャンルを確立したりすれば、頭一つ抜け出せます。
自分の能力を高めて、市場価値の高い人材を目指しましょう!
2.タスク管理能力が身に付く
複数の案件を同時並行でこなすのは、タスク管理能力を身につけるチャンス。
各案件の納期や業務負荷をもとに、優先度を決めてタスクをこなす能力は本業でも活かせます。
タスク管理を徹底すれば、本業でも成果を上げたり残業時間を減らしたりできます。残業が減ればWebライティングに取り組む時間も増え、相乗効果により収入アップが可能。
Webライターの業務を通して、ありとあらゆる仕事に求められるタスク管理能力を身に付けましょう。
3.クライアントへの対応力を鍛えられる
クライアントに振り回されるのは、対応力を鍛える良い機会です。
悪質な案件は避けるべきですが、実際にクライアントとのやりとりでしか得られない交渉力もあるでしょう。
契約外の追加業務に対してきちんと報酬を請求したり、実力がついてきたと思えば単価アップを交渉したりする力も必要。



Webライターは文章を書くだけでなく、コミュニケーションスキルも求められます。
Webライターの仕事をしていると、自然にお客様とやりとりするスキルが磨けます。
4.クライアントからの指摘は伸びしろでしかない
クライアントからの指摘は伸びしろでしかありません。
執筆した記事に対して指摘や修正されるのは、改善点を知って能力アップするチャンスです。
なかには指摘の範囲を超えたことを言うクライアントもいますが、そのような人とは今後仕事をしなければ良いだけ。かんたんに人間関係を断ち切れない会社員にはないメリットと言えます。
人間関係に悩むことなく、能力を高める機会と捉えてフィードバックから学びましょう!
5.さまざまなジャンルの知識が身に付く
案件ごとにさまざまなジャンルについて調査すると、得られた知識が自分の財産になります。
知らないテーマであれば知識が増え、知っているジャンルが増えれば調査時間が短くなるので、良いことしかありませんよね。



はじめは時間がかかりますが、知識が増えれば記事の質も時給も上げられるでしょう。
Webライターの仕事では報酬だけでなく、自分の価値を高める知識も得られます。
まとめ:メリットとデメリットを踏まえてWebライターはおすすめ!
本記事では、Webライターのメリットとデメリットを紹介しました。
Webライターは未経験でも始めやすく、デメリットでさえも自分の能力を高める良いチャンスになります。



僕もWebライターの仕事を通して、日々成長を感じています!
ぜひ本記事を参考に、Webライターに挑戦してみましょう!
コメント