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クラウドソーシングで稼げない!今すぐ見直すべき5つのポイントを発注者目線で解説

「クラウドソーシングサイトに登録したけど全然仕事を取れない。」
「テストライティングを受けても、落とされてしまう…。」
「そもそも自分にできそうな案件がない!」

クラウドソーシングサイトに登録したものの思うように案件を獲得できず途方にくれるのは、多くの初心者Webライターが通る道。実は案件を獲得できないのには、それなりの原因があります。

案件を取り逃してしまう理由を把握し正しく対処すれば、誰でも案件を獲得しやすくなるでしょう。

そこで本記事では、実際にライターをクラウドソーシングサイトで募集した経験がある筆者が、以下のテーマについて解説します。

【本記事でわかること】

  • クラウドソーシングで思うように稼げない理由
  • 案件を獲得するために見直したい5つのポイント
  • 稼げない状況を打破するコツ

この記事を読めば案件を獲得するために取るべき行動が明確にわかるので「案件を獲得できない…。」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください!

目次

クラウドソーシングで思うように稼げない理由

まずクラウドソーシングでうまく稼げない理由を紹介します。クラウドワークスやランサーズなどのサイトを上手く使いこなせていない場合は、ここで紹介する3つの理由のいずれかに当てはまっている可能性が高め。あなた自身が当てはまっていないか、詳しく見ていきましょう。

  • 案件に応募する量が足りていない
  • 魅力的な提案文が書けていない
  • ポートフォリオが充実していない

案件に応募する量が足りていない

クラウドソーシングで稼げない根本的な問題としてあげられるのは、案件に応募する本数が不足していることです。特にクラウドソーシングサイトで仕事を取り始めたばかりの方は、すでに実績があるライターと比較すると案件を取りにくい傾向があります。それなのに1ヵ月あたりの応募数が片手で数えられるレベルでは、採用される可能性を自分で制限していることに他なりません。

仮に案件通過率が10~15%と仮定した場合、7~10本程度応募すれば1つくらいは案件を獲得できる可能性があります。そうは言っても仕事を始めたばかりの頃は自信がなく、たくさんの案件に応募するのは気が引けるという方も多いでしょう。

ただ厳しい現実ではありますが、初心者の頃だからこそ積極的に案件獲得のための行動をしていかないと、安定的に仕事を得られる状況は手に入りません。

案件を獲得できない状況に陥っている場合は、応募数を増やしていく必要があるでしょう。

魅力的な提案文が書けていない

提案文が魅力的であれば、クラウドソーシングで案件を獲得しやすくなります。クライアントから好まれるのは、案件で求められている知識やスキルを見極めたうえでアピールポイントを押さえた提案文を書けるライターです。

例えば、金融ジャンルの記事を執筆する案件において「FP2級の資格を持っている」ことを伝えるのは効果的である反面「英検2級を持っている」というアピールは的外れ。これは分かりやすい例ですが、つまり提案文には「自分がアピールできること」を書くのではなく「クライアントが求めていること」を盛り込む必要があるのです。

案件の説明文を隅々まで読みこみ、クライアントがライターに何を求めているのかを明確にしたうえで提案文を作り込めるようにならないと、安定的に仕事を受注できないでしょう。

ポートフォリオが充実していない

またポートフォリオの準備が不十分なライターも、案件を獲得するチャンスを逃しやすい傾向があります。ポートフォリオとは、自分がどの程度の制作力があるのかを示すサンプルです。

クライアントの立場からすると初めて案件を依頼するライターに、どのくらいの制作力があるのか非常に気になります。ポートフォリオが充実していれば、どのような記事を書いてくれるライターなのかイメージが湧くので、クライアントとしても仕事を依頼しやすくなるでしょう。

一方ポートフォリオの準備ができていなかったり質が著しく低かったりするライターに、クライアントが安心して仕事を依頼できないのは言うまでもありません。

そのためクラウドソーシングサイトで営業活動を始める前に、制作力の見本となるポートフォリオを2~3本準備しておくと案件をスムーズに獲得しやすくなるでしょう。

クラウドソーシングで稼ぐために見直したい5つのポイント

ではクラウドソーシングサイトで安定的に稼ぐために意識すべきことを5つに絞って紹介します。この5つのポイントを押さえるだけでも案件を獲得できる可能性は高まるので、ぜひお試しください!

  1. 自分にマッチする案件を根気よく探す
  2. クライアントのニーズに汲みとったうえで提案文を作成する
  3. プロフィールを充実させる
  4. テストライティングで手を抜かない
  5. ポートフォリオを用意する

自分にマッチする案件を根気よく探す

まず、自分の強みにマッチした案件が見つかるまで案件を探す手を止めないのが重要です。なかなか自分の強みを活かせる案件の募集を見つけられないかもしれませんが、諦めずに継続して探せば理想的な案件に巡り合える確率は高まります。

そもそもですが、自分に合わない案件を無理やり受注しようとしても上手くいきません。自分の強みを十分活かせる案件で活躍したほうが、あなた自身も働きやすいですしクライアントからも喜ばれます

「自分の強みなんて特にないよ…」と感じている方は、以下のような項目をアピールしてみてください!

例えば職歴をクライアントにアピールする場合、看護師の経験がある方は医療ジャンル、保育士の経験があれば子育てジャンルの記事執筆の案件に応募すれば採用されやすくなるでしょう。

初心者のときこそ、既に持っている自分の強みを活かすべきです。筆者の実体験ベースの話をすると、自分の強みを活かせる案件はそれ以外の案件より採用率が2倍ほど高い印象があります。毎日案件を探してあなたの強みを活かせそうなジャンルがあれば、即応募するようにしましょう。

クライアントのニーズを汲みとったうえで提案文を作成する

またクライアントのニーズを満たせることを提案文でアピールすることも、採用率をあげる重要なポイント。クライアントはライターに求めるスキルや知識を案件の説明文に掲載しています。この説明文からクライアントのニーズを読みとり、提案文でうまくアピールできるライターは採用されやすくなるでしょう。

特に押さえておくべきポイントは、クライアントが設定している質問事項には提案文で必ず回答すること。例えば【過去の執筆ジャンル】【週に対応できる本数】【稼働時間】などの質問項目を設定している案件はよくあります。このような質問に対しては確実に応えるようにしましょう。質問項目があるにも関わらず回答がない提案文は、読むまでもなく不採用にされてしまいます。

ライターのコミュニケーション力や案件を円滑に進められる能力については、提案文を見るだけでもある程度分かります。そのためテンプレートを使いまわすようなことはせず、一つ一つの案件に沿った提案文を作り込むようにしましょう。

プロフィールを充実させる

プロフィール文も案件を獲得するために作り込んでおくべき要素です。魅力的なプロフィールを作り込めば、クライアントからあなたに直接仕事の依頼してもらえる確率があがります。営業をすることなく案件を獲得できるので、それぞれの案件に提案文を送り続ける方法よりも効率的と言えるでしょう。

プロフィールに掲載すべき項目の例は以下の通りです。

質問事項概要
経歴学歴や職歴を掲載しましょう。専門分野をアピールできます。
得意分野得意としているジャンルを掲載しましょう。
実績過去に受けた案件の実績を掲載します。なければ掲載する必要はありませんが、実績ができたらなるべく早めに掲載しましょう。
ポートフォリオ記名記事や自分のサイトのURLを掲載します。自己紹介欄にURLを掲載できない場合は、ポートフォリオの項目にURLを掲載しましょう。(クラウドワークスの場合)
対応可能な業務現時点で対応できる業務を詳細に掲載します。

このような項目がプロフィールに網羅されているとライターの特徴やスキルレベルをイメージできるので、発注者の目線から見て案件を依頼しやすくなります。とくに得意分野と実績については、なるべく詳しく書いておくと良いでしょう。

テストライティングで手を抜かない

提案文による審査を通過しても、テストライティングで合格しないと仕事を獲得できないケースは少なくありません。クライアントはテストライティングでライターの記事制作力を試しているため、あなたの文章力をいかんなくアピールしましょう!

とはいえ特別なことをする必要はありません。クライアントがどのような文章を書けるライターを求めているかを考えながら、一球入魂で記事を書いていくだけです。実際に発注者としてテストライティングを実施した経験がある筆者は、以下のような基準でライターの合否を決めていました。

  • 記事のテーマについて深くリサーチがされているか
  • クライアントから提示されている見本にトンマナが合わせられているか
  • 基本的な文章のルールは守れているか(語尾の連続や冗長表現など)

このようなポイントを押さえておけば、大きな減点をくらう可能性は小さくなります。なおクライアントからの高い評価を獲得するには執筆する記事のテーマにおいて深い理解が求められるので、リサーチの作業はぬかりなく行うと良いでしょう。

ポートフォリオを用意する

そしてクライアントに自身の制作力をアピールするために、ポートフォリオを用意することは必要不可欠です。ポートフォリオには、自分が持っているブログ記事をサンプルにするパターンとライター名とプロフィールが掲載された「記名記事」をサンプル記事とするパターンの2通りがあります。

ライティングの仕事を始めたばかりの頃は記名記事を持っていないケースがほとんどであるため、その場合は自分のブログにサンプル用の記事を制作しましょう自分のブログがない場合はnoteなどの無料サイトに記事を投稿してもOKです。

ゆくゆくは得意のジャンルで記名記事を執筆し、ポートフォリオにするのが良いでしょう。記名記事はその記事のテーマに関する専門性があることのアピール材料にできます。

質の高いポートフォリオを準備できれば、クライアントへのアピール力は高まります。まだ準備できていない方は、ポートフォリオを作成してから案件獲得に臨みましょう。

クラウドソーシングで稼げない状況を打破するコツ

最後に「クラウドソーシングサイトを使っても上手く仕事を取れない…」といった状況を打破するための方法を紹介します。

  • テストライティングで落とされてもへこまない
  • クライアントに信頼感を与える行動を意識する

コンスタントに案件を獲得するには、気持ちの持ち方やクライアントとの接し方に工夫が必要です。なかなかクラウドソーシングサイトで案件を取れなかった時期も乗り越えた筆者自身の経験も交えて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

テストライティングで落とされてもへこまない

何よりもまず、テストライティングで落とされても必要以上にへこまないメンタルを持つことが大切です。応募する案件を増やせばその分テストライティングを受ける機会は増えるでしょう。すると一生懸命テストライティング用の記事を書いたのにも関わらず、落選してしまう経験をする回数が増えます。

落選する度に落ち込んで案件に応募する手が止まってしまうと、他の案件を獲得するチャンスを逃しかねません。そのため「テストライティングは落とされるもの」と割り切って、残念な結果だったとしても他の案件に応募し続けることが大切です。

テストライティングで落とされたときの精神的なダメージを軽減するには、一度に複数の案件に応募するのが最も効果的。いくつかのテストライティングを同時期に受けていれば、1つの案件に対する執着心を分散できるでしょう。心に余裕ができることで本来のライティング力を発揮でき、合格につながるケースも。

それに対して1案件ごとにテストライティングの合否を待ち構えてしまうと、不合格だったときの精神的なダメージが大きくなってしまいます。

このように一度に2~3つのテストライティングを受ければ、どれか一つには合格できる可能性が高まるのと同時に気持ちの面でも楽になるでしょう。Webライターの案件を獲得するのにテストライティングは避けては通れないので、合否に一喜一憂しないようにする工夫が必要です。

クライアントに信頼感を与える行動を意識する

またクライアントに信頼感を与える行動を取れるようになることも、稼げるライターには欠かせないスキルです。そもそも、クライアントの信頼を勝ち取り継続して案件を受注できれば新たな案件を獲得するための営業は必要なくなります

クライアントからの信頼を勝ち取るには、以下のような行動を意識しましょう。

アクション概要
連絡にはなるべく早く返信する平日の日中なら10~20分以内。
質問するときは提案ベースにする✖「○○についてはどうしたら良いですか?」
〇「○○については▼▼のようにしようと思いますが、こちらの方針でよろしかったでしょうか。」
自分ができる業務は巻き取りを提案するKW選定やWordPress入稿など、執筆以外の業務で対応できそうな内容があれば積極的に提案する。

このようなポイントを押さえてクライアントと接すれば「このライターさんに仕事を依頼すると案件がスムーズに進められる!」と高く評価され、ひいては継続案件の獲得につながります。

クライアントとの良好な関係を築ければ、案件獲得に悩まされるフェーズから解放されるでしょう。

まとめ:クラウドソーシングで稼ぐには行動量が大切!

以上Webライターがクラウドソーシングサイトを活用して稼いでいくには、行動量が問われます。ライティングの仕事を始めたばかりの頃は、たくさんの案件に応募してもなかなか採用されずに辛い思いをすることもあるでしょう。(筆者もそのなかの一人でした。)ただ案件を獲得するための行動自体をやめなければ、必ず道はひらけます。

案件獲得におけるとくに重要なポイントをあげるなら以下の3つです。

  • 自分にあった案件を探し続ける根気
  • クライアントに「このライターに依頼したい!」と思わせる提案文を書く力
  • テストライティングで落とされても悩まないメンタル

この3つが揃っていれば「クラウドソーシングで稼げない…」と悩む日々が終わるのは、そう遠くないかもしれません。本記事の内容を活かして、クラウドソーシングでどんどん案件を獲得していきましょう!

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